【Golang】varではまった
https://play.golang.org/p/Ovk4maRlO4
今さらだけど知らなかった、これ。
var s *Sample
で宣言するとsの実体はnilだけど
var s Sample
で宣言すると初期化されたStructがつくられている、つまり
s := Sample{}
と同じ。
いや、自分なら
var s Sample
なんて書き方しないけど、参考にしてたコードが
var s Sample hoge(&s)
って書いてて、はじめからポインタで宣言しろよと思って、
var s *Sample hoge(s)
に書き直したら、nilを渡した先で死んでたみたいな話。
へー、わかりにくいからnewか{}リテラルで書くけど、まあ頭の片隅においておこう。
ボドゲ紹介 〜おかしな遺言〜
「叔父さんが亡くなりました! ばんざい!」
から始まるボードゲーム『おかしな遺言』を紹介します。
この記事はボドゲ紹介 Advent Calendar 2015 22日目の記事です。
誰よりも早く破産を目指す
プレーヤは大富豪である叔父の遺産をめぐり戦います。 おかしな遺言の中身とは、決められた金額をプレーヤーに渡し、最初に使い切った者に遺産を譲るというものでした。 他のプレーヤーより先にお金を使い切っちゃいましょう。ね、お金を使うのはみなさん得意でしょ?
お金を使う準備をする
ゲームは7ラウンド制で、ラウンドは大別すると準備を行う前半のフェイズとアクションを行いお金を使う後半のフェイズで構成されます。まずは、お金を使う準備を行いましょう!
まずは、砂時計スペースに計画コマを配置するところから始まります。置いた列によって、引けるカードの数、置ける使用人の数、アクションフェイズで使えるアクション数が決まります。
書かれた枚数のカードを引いたら、次は使用人を置いていきます。
使用人を置くことで、カードの取得、拡張ボードの取得、不動産の相場変動などが行えます。
お金を使おう
アクションフェイズになったらカードを使い、お金を使っていきます。庶民みたいな使い方してちゃダメですよ、アホの限りをつくしてお金を使っていくんです。
不動産カード
大金を手に入れて使おうと思ったらまずまず不動産を買いますよね。 このゲームにおいても不動産は浪費の肝。
不動産を購入(アクションボードに配置)すると莫大な金が手元から離れます。やったぜ、めっちゃ金を使ったった!
ちょっと待って
このゲームでは破産を目指しますが、破産はお金を使えばいいってそんな甘いもんじゃないでしょ。 資産ですよ資産、全資産使ってください。不動産持って破産できるわけないじゃないですかー。
というわけで、破産するまでに不動産は売却してください。
当然、不動産を売るとお金が戻ってきます。
はい、そのお金をまた使ってください。
じゃあ、不動産を使ってどうやってお金を使うかというと、価値が下がってから売るだとか、不動産を活性化して金を使うだとかしないといけません。
経費・斡旋人カード
不動産以外にも、給仕を雇ったり、執事を雇ったり、馬車を買ったりすることでお金を消費することもできます。
経費・斡旋人カード(特に区別する必要はない)は不動産カードのように自分のアクションボードに置いて使います。毎ターンお金を消費できたり特殊効果が使えたりします。不動産カードと違うのは資産ではないので、最後まで持ったまま破産することができます。
イベントカード
そりゃお金を使うためには毎日イベント三昧に決まっていますね。高いディナーにダンスパーリーに...
不動産カード、経費・斡旋人カードは配置して使うのに対し、配置せずに一回だけ使えるのがイベントカードです。アクションボードに置ける数は有限であるため、配置系のカードより若干支払い効率が弱いイベントカードも使いドコロがあります。
お供カード
お金をつかう際、犬や、馬、コック、コンパニオンといったお供をつけることで余計にお金をつかうことができます。たとえば、ディナーに行く時に女の子を連れて行ったり、船旅に女の子を連れて行ったり、馬車に女の子を乗せたり、屋敷に女の子を住まわせたり・・・
補助的なカードになります。
このゲームの面白いところ
このゲームの本質はいかに効率よく『アクション数』を『お金の消費』にかえていくかです。
基本的に配置にアクションを費やす序盤はお金をなかなか使えません。
ですが、面白いのが必ずしもラウンドの進行とともに消費効率が上がり続けるというわけではないというところです。戦略を間違えると終盤にほとんどお金を使えないということも十分にあります。
ゲームの序盤、中盤、終盤、それぞれ打つ手が変わっていきます。 常に次の展開を意識して行動しなければいけません。
何回かやると自分の王道パターンを覚えてしまいますが、初回プレイ時や2回目のプレイ時では未来を予測する頭の良さがもろに効いてくるゲームだと思います。
そういった意味だと、初回プレイ、二回目プレイが一番楽しいゲームかもしれません。
何回もプレイする場合は、いつもと全く違う動き方を試してみて遊ぶことができます。
また、経験者と初めての方で混ざって遊ぶときは初期金額にハンデをつけることを強くお勧めします。20くらいが妥当でしょうか。
ちなみに、この前全員ボドゲ初心者のグループでインストをしましたが、なかなか評判は良かったです。
最後に
ボドゲ紹介アドベントカレンダー完走お疲れ様でした。 やってみたいボードゲームがたくさんありました。 22日の記事ですが、投稿はこれが最後の記事になります。
ボドゲ紹介 〜村の人生〜
「この村の人生は大変なものです」
から始まるボードゲーム『村の人生』を紹介します。この記事はボドゲ紹介 Advent Calendar 2015 13日目の記事です。前日はhalbarad_bgさんのローゼンケーニッヒの紹介でした、やりたい!
わが一族こそ名誉ある最強の一族
プレーヤーは一族の運命を握り、この村で功績を残すことを目的とします。子を産み、職人、牧師、あるいは議員にして一族の名声を高めましょう。ゲームの終了時により多くの名声ポイントを積み上げたプレーヤーが勝者となります。
アクションの選択
このゲームで行うことはあまり多くありません。基本的には自分のターンになったら次の7つのアクションから1つ選び行動するだけです。
- 子を産む
- 収穫する
- 市場を開く
- 旅に出す
- 職人にする
- 議員にする
- 教会にいれる
アクションを行うときには、アクションのスペースに置いてあるコマを必ず受け取ります。逆にアクションスペースにコマがないとアクションができません。コマはラウンド毎に置き直されますが、まあまあ少ないので他プレーヤーに先に取られるとアクションが行えません。
ちなみにこのコマは影響力コマと言い、資源ではなく影響力を表しています。黒は疫病コマです。食うと寿命が縮みます。
子を産む
自分の家にミープルが増えます。増えた家族は以降のアクションで職業につかせたり、旅に無理やり出すなどできます。ミープルに書いてある数字は世代を表しています。
収穫する
麦が手に入ります。
市場を開く
アイテムを売ることで買い物客タイルが手に入ります。買い物客タイルは直で名声ポイント(勝利点)になります。なぜか、お金は手にはいりません。一体何を取引しているんだ...
旅に出す
家族を旅に出します。旅をすると到着点でコインや影響力コマや名声ポイントを得ることができます。また、ゲーム終了時にはスタンプラリー方式で名声ポイントが得られます。
職人にする
家族に職人がいるとなにかと便利。巻物や幌馬車や鋤、あげくのはてに馬や牛まで生成してくれます(?)
ただし、家族が職人じゃなくても影響力コマを支払うことによってこれらのアイテムを見知らぬ職人から受け取れます。持つべきものは権力でした。
議員にする
やはり、名声高き一族にしようと思ったら家族を議員にして政治を牛耳るのは基本ですね。議員になると好きな影響力コマや、好きなアイテムをゲットできたり、金を名声ポイントに変えたりできます。悪いですね。
教会にいれる
うちの家族牧師なんですよ〜。
ほ〜、それは徳が高いですね〜。
そして人は死ぬ
このゲームの一番の特徴は村人には寿命が存在するということです。旅に出てもう少しで全制覇するぞというあいつも、職人となり牛をせっせと生成してるあいつも、家でぐーたら寝てるあいつも、人はみな死にます。
このマイボードにある砂時計は時間を表しており、時間を表すマーカーが進み、進み、橋を越え一周した時、あなたの家族の一番上の世代が死にます。ミープルに貼られた世代を表す数字はそのためのものです。
そして伝説に...
死ぬと村の歴史に刻まれます。歴史に刻まれる人の数は職業ごとに決まっています(プレーヤー間で共有)。村の歴史が既に埋まっていて歴史に刻まれなかった者は残念ですが共同墓地に放り込まれます。歴史に刻まれるともちろん名声が手に入ります。早い者勝ちです、急いで死のう!
ちなみに、なんの職業にもつかず家でゴロゴロしていた村人も死ぬと歴史に刻まれます。キングオブニートでしょうか。
ゲームの特徴
このゲームはあまりと他人と干渉しません。せいぜい、アクションが早い者勝ちなのと歴史に刻まれるのが早い者勝ちなくらいでしょうか。そのため、最後まで自由に自分の思う道を突き進めます。今回のゲームでは旅を全制覇してみようとか、市場と議会で攻めようだとか自分でコントロールできるのでボドゲ初心者でも楽しめるかもしれませんね。
戦略として、悩ましいのは時間の使い方です。このゲームでは時間をコストとして使用しますが、時間を使うのがどのくらいデメリットになるのかの判断が難しいです。家族が死ぬとアクションを行うために子を産む必要がありますが、死ぬこと自体は村の歴史に刻まれるので得点にもつながるのです。
好きなとこ
ぼくがこのゲームが好きなのはやっぱり雰囲気ですね!時間という概念の導入と、人の死というルールが、人生の縮図のような感じがして、趣があるなあと思います。また、パッケージも味があって好きです。
また、今回説明しきれていない部分もあり、なかなか奥は深いです。特に教会にいれるときには一度闇の黒袋に突っ込まれて選ばれないと浦島太郎状態になるだとか、賄賂を渡すとすぐに牧師になれだとか...。
別売りの拡張をくっ付けると新たなアクションをくっつけることもできます。
二人でやったことも何回かありますが、それはそれで面白いです。
最後に
「人生こそボードゲーム」
ボドゲ紹介AdventCalendar激アツですね!この後も期待してます!